ボホール島エリアへのアクセスは、パングラオ島にあるパングラオ国際空港を利用します。フィリピン初の環境に配慮したエコ・エアポートとして知られ、タグビララン空港に代わり2018年11月に開港しました。マニラからの所要時間は約1時間40分。国際線はチェジュ航空、PALエクスプレスのみで、残念ながら日本からの直行便はありません。なおセブ島からは毎日高速フェリーも運行しており、所要時間は約90分です。

1595年に建設されたバクラヨン教会は、ボホール最古のカトリック教会のひとつ。石造りを利用した荘厳な外観が目を引く歴史的名所とされています。2013年には一度ボホール大地震の影響で崩壊してしまいましたが、改修工事を経て現在も公開中。隣接している博物館も見学可能です。

ボホール島のほぼ中央に位置する円錐形の小丘群が、この島随一の観光名所チョコレートヒルズです。約50㎢のエリア内に高さ40〜120m程の円錐型の丘が、なんと約1,776個も連なってできています。ベストシーズンは丘の草が枯れ茶色に染まる4月～6月の乾季。この光景がまるで「ハーシーキスチョコレート」のようだったことが、名前の由来となりました。

なおこれらの小丘がいつ、どうしてできたのかは、いまだ解明されていません。雨季には青々とした緑の丘に変わり、時期によって全く違う表情を見せてくれるのも魅力です。展望台からは360度のパノラマビューが楽しめます。

ボホール島に生息する世界最小のメガネザル「ターシャ」は、森林破壊や密猟により絶滅危惧種に指定されています。フィリピンターシャ&ワイルドライフサンクチュアリーはターシャ保護区で、野生のターシャを間近で眺められるスポットです。ターシャは非常に敏感かつ繊細で、ストレスを感じると頭を木にぶつけたり、木から落ちてしまうこともあるため、最低1mは距離を取り、スマートフォンはサイレントモードに、喋り声も最小限に抑えた上で、触らず観察することが義務付けられています。

キッズ向けのプレイゾーンやカップル利用できるナム・スパも有し、多彩なニーズを叶えてくれます。なおインフィニティプールは、ランチ付きで日帰り利用も可能です。

チョコレートヒルズに行く途中に広がる人工林が、観光名所でもあるビラー・マン・メイド・フォレストです。大規模な森林再生プロジェクトによって植林されたマホガニーの木が、2kmに及び密生しています。高さや枝葉の広がり方が均一で、通り沿いはまるでグリーンのアーチのような景観に。他の場所よりも気温が低く、涼しいことも特徴といえます。

ボホール島中心部に源流を持ち、ボホール海へと流れ込むロボック川では、ロボックリバークルーズが人気です。手つかずの大自然の中を船で下りながら、地元の歌やダンス、フィリピン郷土料理のランチをビュッフェスタイルで堪能できます。なおクルーズの拠点となるロボック村までは、タグビララン市街から車で約30分程です。

ボホール島中央部にあるチョコレートヒルズ・アドベンチャーパークは、雄大な景色を満喫しながらアクティビティが楽しめる観光地です。特に人気なのが、高さ約45m、長さ275mのロープ上を自転車で走る、スリル満点のバイク・ジップ。チョコレートヒルズをはじめボホール島の絶景を一望しながら爽快感を味わえます。バイク・ジップのほかにも、ジップラインやクライミング、アスレチック、乗馬など、さまざまなアクティビティが体験可能です。

チョコレートヒルズの周辺をATVバギー（4輪バギー）で走るエコアドベンチャーツアーは、ボホール島の人気アクティビティ。大自然の中、デコボコ道を進むスリルが味わえます。なおチョコレートヒルズ周辺には、ATVバギーのレンタルショップが複数あり、ガイドによるツアーも用意しています。旅行代理店によっては、ボホール島日帰りツアーのオプションとして参加することも可能です。

ボホール島では一年を通して、蛍を鑑賞できます。特にロボック川とアバタン川では、現地旅行会社による蛍鑑賞をメインとしたボートツアーやネイチャーガイド付きのカヤックツアーなどが開催されています。なかにはローカルレストランでの夕食付きツアーや、ワインとチーズを片手に生演奏を聴きながら蛍鑑賞ができる優雅なクルーズツアーもあります。

ボホールはフィリピン内でも高い人気を誇るダイビングスポットです。年間を通して気温、水温、透明度が高く、海のコンディションも安定していることから、一年中ダイビングが楽しめます。周辺にはボートでアクセスできる小島も点在し、そのどれもが豊富な海洋生物の宝庫。特にバリカサグ島では高確率でギンガメアジの群れやウミガメ、カビラオ島ではハンマーヘッドシャークの群れに出会えます。

パングラオ島沿岸部にあるボホール・ビー・ファームは、オーガニック農園や養蜂場をはじめ、カフェレストラン、アクティビティ、スパ、宿泊施設などが集合したレジャースポット。自家農園で有機栽培されている食材を使ったレストランでは、海を眺めながらヘルシーな食事ができると人気です。アイスクリーム店やはちみつを販売するお土産ショップも併設され、地元の人々も訪れます。ファームツアーやマリンアクティビティ、ウエディング、宿泊まで体験できる充実さが魅力です。

ボホールで最も美しいビーチに位置するヴィラ・リゾート。広大な敷地内には椰子の木や熱帯樹が生い茂り、トロピカルガーデンと2つの屋外プール、1.5kmも続く美しい白砂のプライベートビーチも擁します。モダンなリゾートスタイルの客室は全88室で、そのすべてがオーシャンビュー。プライベートビーチまでは数歩でアクセスできます。オープンエアーのスパはプライベートビーチの目の前に構えられ、本格的なオイルマッサージやフィリピンの伝統的なマッサージ「ヒロット」も体験できます。

パングラオ島南部の美しいアロナビーチに面するリゾートホテル。客室はプールヴィラを含む7カテゴリー全400室です。4つのレストラン＆バーを有し、貝殻をモチーフにしたソファが可愛らしいコーラル・カフェや、フィリピン料理を含むアジア料理から西洋料理まで味わえるシーブリーズ・カフェでは、ビュッフェスタイルで食事ができます。ほかにもビーチフロントのプールバーやスパ、ウェディング会場など多様な施設を完備しています。

パングラオ島のビーチ沿いに位置する5つ星リゾートホテル。全７カテゴリーから成る客室は、スイートルームを筆頭にその多くがオーシャンビューです。ビーチフロントのインフィニティープールや、マリンアクティビティ、アイランドホッピングといったアクティビティも魅力的。また環境に優しい取り組みを幅広く行っていることでも知られ、サステナブル・ツーリズムも体験できます。「ASEANグリーンホテルアワード」にも選ばれたリゾートです。

パングラオ島のビーチ沿いに位置する5つ星リゾートホテル。全７カテゴリーから成る客室は、スイートルームを筆頭にその多くがオーシャンビューです。ビーチフロントのインフィニティープールや、マリンアクティビティ、アイランドホッピングといったアクティビティも魅力的。また環境に優しい取り組みを幅広く行っていることでも知られ、サステナブル・ツーリズムも体験できます。「ASEANグリーンホテルアワード」にも選ばれたリゾートです。

ボホール旅行で欠かせないのは、やはり透明度抜群の海で楽しむシュノーケリング＆ダイビング。また代表的な絶景スポットであるチョコレートヒルズも外せません。絶品ランチ＆スイーツを味わうならボホール ビー ファームがおすすめ。ボホールの自然に触れるなら、ロボック川のランチクルーズやチョコレートヒルズ・アドベンチャーパークのバイク・ジップ、ATVバギーへ出かけましょう。かわいい野生のターシャと会えるフィリピンターシャ&ワイルドライフサンクチュアリーも思い出に残るはず。バクラヨン教会ではボホールの歴史を知ることができます。

宿泊はボホール ビーチクラブをはじめ、プライベートビーチを擁するリゾートへ。ホタル鑑賞もマストで体験したいアクティビティです。