フィリピンの海にまつわる情報
フィリピンの海にまつわる情報
フィリピンの海は、バラエティーに富んだ美しいサンゴ礁や色鮮やかな熱帯魚、回遊魚の宝庫で、世界中のダイバーを魅了するダイビングスポットが全土に点在しています。
パラワン島周辺のダイビングスポット
コロン島
パラワンでも有数のダイビングスポットで、個性豊かなダイブエリアが広範囲に点在しています。特に、レック(沈船)ダイビングが楽しめることでも人気で、コロン湾では少なくとも12隻にもおよぶ第二次世界大戦時の日本の難破船を見ることができます。
ブスアンガ島
ブスアンガ島沖のダイビングの見どころは、人魚のモデルになったといわれるジュゴン。小さな島の周辺には、30頭余りのジュゴンが生息しています。絶滅危惧種とあって、当日の人数制限があるため注意が必要です。
エルニド
パラワンを代表するリゾート、エルニドで有名なダイビングスポットと言えば「ミニロック・アイランド」。魚影が濃く、初心者からベテランダイバーまで幅広く楽しめます。カラフルな熱帯魚や、1.5mを超えるジャックフィッシュを見ることができます。
トゥバタハリーフ
ネグロス島とパラワン島の間に広がる広大なスル海。そのほぼど真ん中にある南北2つの環礁から成るのが「トゥバタハリーフ」です。エダサンゴやソフトコーラル、熱帯魚や回遊魚の宝庫で、たくさんのダイビングポイントがあります。
ボホール島周辺のダイビングスポット
ボホール島
ボホール島の周辺には美しいハウスリーフが広がっていて、ボートでアクセスできるバリカサグ島、カビラオ島などは豊富な海洋生物の宝庫。クマノミをはじめ、カエルアンコウ、ハナヒゲウツボ、カニハゼ、ウミウシや甲殻類などを見ることはできます。
カビラオ島
ボホール島の西に位置するカビラオ島の周囲は美しいサンゴ礁と種類豊富な熱帯魚の群れに満ちています。視界は常に30mと良好で、初心者から経験者まで楽しめるダイビングスポットです。
バリカサグ島
島全体が、珊瑚とドロップオフ(断崖)に囲まれていて、黒珊瑚のブラック・フォレストやバラクーダ、ギンガメアジの群れ、ウミガメに遭遇する確率が高いことで知られています。自然保護区であるため、ダイビングをする際は事前申請が必要です。
サウスレイテ
ジンベイザメがよく現れることで知られるダイビングスポットです。特に5月〜11月は、プランクトンが水面近くまで上昇するためジンベエザメも浅瀬に出現することが多く、高確率でジンベエザメと一緒に泳ぐことができます。
セブ島周辺のダイビングスポット
モアルボアル
セブ市内から車で約2時間半の場所に位置する、西海岸の人気のダイビングエリアです。 モアルボアルの最大の特徴は、大物からマクロ生物まで魚の種類が充実していて、イワシやその仲間、ミズンの超大群を通年見ることができることです。
マラパクスア
セブ島の最北端に位置するマラパスクア島は、世界中からダイバーが集まる小さな島です。尾っぽの長い希少種のオナガザメの仲間、ニタリザメに高確率で出会えることで有名で、他にもエイ、難破船やリーフ、洞窟などが見どころです。
カミギン島
セブ島から国内線で約50分、ボホール島から高速船でアクセス可能なカミギン島は、海の透明度が抜群でサンゴ礁が広がっています。魚影の濃さが特徴で、カクレクマノミやウミウシ、時期によってはサメやマンタを見ることもできます。
ドゥマゲッティ
セブ島に隣接するネグロス島の街、ドゥマゲッティのダイビングエリアは、海岸沿いの町ダーウィン。1982年から海洋保護区となっているアポ島やジンベイザメで有名なオスロブにも近く、ボートや車で少し移動すれば、大きなサンゴ礁からギンガメアジの群れ、ジンベエザメ等を広角で見ることができます。
マニラ南郊のダイビングスポット
アニラオ
数あるフィリピンの中で最も古くから開拓されてきた場所で、ダイビングスポットは50以上あります。色とりどりのウミウシや、カニ、エビ、イカなどの多種多様な生物をいたるところで見ることができ、水中マクロ撮影のベストスポットです。
プエルトガレラ
ルソン島南部に浮かぶミンドロ島の北端に位置する港町で、周辺の海では大物からマクロまで多種多様な水中生物を見ることができます。ボートで20分以内のところに40以上のダイビングスポットがあり、魚影も濃く、色彩溢れる海中の美しさが魅力の一つです。
ミンダナオ島のダイビングスポット
ダバオ
ダバオ周辺の海はマクロ生物の宝庫。ダイビングスポットは、沖合にあるサマール島やタリコッド島が人気です。じっくり写真を撮りたいダイバーには絶好の水中フォトエリアとなっています。