バナウエ・ライステラスはルソン島北部のコルディリエーラ山脈に広がる棚田のひとつです。山岳地帯に住む少数民族のイフガオ族が手作業で耕し続けてきた棚田は彼らの血と汗の結晶で、人類の生命活動の厳粛さを感じさせます。その姿は「天国への階段」と称され、すべての棚田を平にのばすと、地球半周分の2万kmにも及ぶ長さになり、最高峰は2000メートルにも及びます。

2,000年以上に渡って継承されてきたことから、1995年に世界文化遺産に登録されました。海抜1,500mの高地に位置していて見晴らしがよく、特にサンライズ・ビューポイントが人気です。あぜ道には花々が咲いていて田んぼとのコントラストが見事です。

山岳ガイドを雇ってトレッキングを楽しむこともできます。バナウエ・ライステラスは通年を通して訪れることができますが、田植えが行われる2月〜3月と、稲刈りが行われる6月〜7月の間がベストシーズンです。