（本リリースは4月22日にフィリピン政府から発表された発表文の抄訳です）

 

フィリピン観光省は、世界旅行ツーリズム協議会（WTTC）の第21回グローバルサミットが4月20日～22日の3日間の日程を終え、閉幕したことを発表しました。また、
同サミットの開催に伴う新型コロナウイルス感染者の発生はありませんでした。

マニラ マリオット ホテルを会場にハイブリッド形式で開催された今回のサミットには、世界のビジネスリーダー、政府閣僚、観光業界のディシジョンメーカーなど国内外の代表者が集まり、現地参加者の人数は当初見込みの600人を上回る1,200人に上りました。

一方、オンラインのバーチャルプラットフォームでは、最新の旅行トレンド、持続可能な投資の展望、再生可能な観光、パンデミック時代のシームレスな旅行などをテーマに、パネルディスカッションが行われ、約10,000人が参加しました。

ベルナデット・ロムロ・プヤット観光大臣は次のように述べています。

「参加者の入国/入場はスムーズに行われ、不満の声は聞かれませんでした。フィリピンは4月1日にすべての国から渡航者の受け入れを再開しており、今回1,000人を超える参加者を迎えて3日間のグローバルイベントを成功裏に開催できたことそれ自体が成果といえるでしょう」

WTTC会長兼CEOのジュリア・シンプソン氏は、「今回のサミットは、喫緊の課題を対面で議論しコンセンサスを得ることの重要性を、目に見える形で証明しました」と述べています。

WTTCグローバル・リーダーズ・ダイアログ・セッションでは、ステークホルダーが、いかにして旅行・観光業界が新型コロナウイルスに適応し続け、レジリエントに立ち直ることができるかを探りました。

シンプソン氏は次のように述べています。

「パンデミック後の障壁を取り除き、経済を開放し、健康データを活用しながらシームレスな旅行を実現するために、我々はまだやるべきことがあります。
サステナビリティは、今回に限らず、今後のWTTCのサミットの主要なテーマでもあります」

閉会式では、次回のWTTCグローバルサミットが2022年11月29日～12月2日に、サウジアラビアの首都リヤドで開催されることが発表されました。

本プレスリリースのPDF版は以下のリンクよりダウンロードいただけます。
Press Release_WTTCグローバルサミットが閉幕 1200人が現地参加.pdf