2014年に登録されたフィリピン第6番目の世界遺産。ダバオ・オリエンタル州の3つの行政区「マティ」、「サン・イシドロ」、「ガヴァナー・ジェネロソ」に広がる6,834ヘクタールにおよぶ森林の保護区です。標高1,620メートルの森には1,380 種の動植物が生息しています。その内の341種の絶滅危惧種には、フィリピンの国鳥であり世界第2の大型猛禽類とされているフィリピンイーグルやコカトゥー(大型オウム)、ターシャ(世界最小と言われるメガネザル)、 アジア・ジャコウネコ、タリクティック・ホーンビル (サイチョウ)他、53種の鳥類、多種類のランの花等が含まれます。