マニラのケソン通りのミランダ広場にある1582年建立の由緒ある教会です。聖堂にブラックナザレと呼ばれる等身大の黒いキリスト像が祀られていることで知られています。ブラックナザレには人々を癒す奇跡の力があると信じられているため、フィリピン全土から多くのカトリック教徒が集まり祈りを捧げる聖地となっています。特に毎週金曜日はの礼拝には多くの信者が集まり講演を聞き黙想を行い社会福祉活動を行います。建物は、設立当初はニッパ椰子と竹で造られていましたが、400年以上の長い歴史の中で地震や火災によって複数回に渡って損害を受け、1933年に石造りの現在の姿に再建されました。
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