パナイ島のイロイロ市で、毎年1月第4週の週末に行われるフィエスタ。セブのサント・ニーニョ像の複製が1968年にイロイロ市に贈られたことを祝うために行われます。また、先住民のアティ族との間の平和的な土地取引を結んだことを記念するフィエスタでもあります。「アティアティハンの祭り」と同じように、先住民の姿を真似て肌を黒く塗り、先住民に似せた衣装でダンスをすることから、「イロイロのアティアティハン祭り(Ati-atihan)」とも呼ばれます。地元の若者によるストリートダンスや広場で繰り広げられる迫力満点のグループパフォーマンスは必見です。
【ミニ情報】
イロイロの名産物といえば、バッチョイ(Batchoy)と呼ばれる日本でいうラーメンのようなヌードルスープ。 バリエーションはさまざまですが、豚や鶏などのスープに細麺が入っており、トッピングとしてチチャロン(Chicharon)と呼ばれる豚の皮や小腸を揚げたもの(独特な風味でおいしい!)を砕いてパラパラと振りかけるのが特徴です。屋台などでも気軽に食べられるので、ぜひお試しあれ!